ママさん麻酔科医

当麻酔科には複数名のママさん麻酔科医が在籍しています。

常勤医として働くママさんもいれば、非常勤として働くママさんもおり、お子さんの年齢によって変化していく個々の様々なニーズに応えらえるよう、その時々で臨機応変に勤務形態を変更しています(当直免除、時短勤務など)。

子育てしながら、キャリアアップが可能です。現在在籍するママさん全員が麻酔科専門医を取得しており、さらに、集中治療専門医、ペインクリニック専門医、心臓血管麻酔専門医などの資格を取得した先生も多数います。

当院には充実した院内保育所(わくわくハウス)が併設されています。休日保育、延長保育、病児保育も可能で、仕事と子育てを両立する職員の強い味方となってくれます。

高知で子育てをしながら働きたい、キャリアアップ、専門医取得もあきらめたくない!というママさん麻酔科医のみなさま、どうぞお気軽に下記までお問合せ下さい。

 

ママさん麻酔科医の口コミ

  石田 彩子 先生(平成22年卒)

私は大学卒業後3年目、6年目、8年目にそれぞれ第1子、2子、3子を出産、9年目に麻酔科専門医を取得し、現在週5日、麻酔科医として勤務しています。

●仕事と育児の両立
当院麻酔科には10名弱のママさん麻酔科医が在籍しています。医師歴、子供の数など環境は様々ですが、就労時間や当直回数等、個人に合ったサポートを受けることができます。
私の場合、現在は育児短時間勤務制度を利用しながら週5日の日勤業務を行い、3人の子供の子育てに奔走する毎日です。
当院麻酔科はスタッフ数が多く、子供の体調不良にも柔軟に対応してもらえますし、また敷地内にある院内保育所では病後保育を行っているので安心して働くことができます。院内保育所においては24時間保育も受け入れているので、ワンオペレーション育児だけど当直をして研鑽を積みたいという方は利用することができます。

●キャリアの形成
当院手術室は症例数、診療科数が豊富で、麻酔科専門医取得に必要な症例を経験することができます。私の場合も、初期臨床研修を終えた後、当院麻酔科にて後期研修医、スタッフとして経験を積み、麻酔科専門医を取得しました。大学の医局に属さずとも専門医を取得できたことは、私の家庭事情において大変ありがたいことでした。
当院は急性期総合病院、また県の中核病院であり、先に述べましたように、様々な症例を経験することができるので、家庭の都合で定時までしか働くことができなくとも、麻酔科医として大変充実した毎日を送れると思います。

 

 廣田 遥子 先生(平成20年卒)

 私は初期臨床研修終了後、当院麻酔科で働き始め、卒後6年目で第一子を出産し、8年目で第二子を出産しました。出産後は週3回勤務で働き、卒後8年目で麻酔科専門医を取得しました。両親とも遠方でおじいちゃんおばあちゃんのサポートがない中でこれまで仕事を続けることができたのは、職場の環境に恵まれていたからだと思います。

 麻酔科はオンオフがはっきりしていることも仕事と育児を両立しやすい理由ですが、当院麻酔科では個人の周囲のサポート状況なども考慮した上で、様々な働き方を選択することが出来るのも魅力的です。当院は未就学児を養育する職員は育児短時間勤務制度を取得でき、週3回(23時間15分/週)や週5回(24時間35分/週)勤務などで働けるのも特徴的です。召喚(非常勤)医師として週1回からの勤務も可能です。

 近年は、初期臨床研修中に出産する人も増えてきましたが、その場合も様々な症例を経験しながら、自分のペースで専門医取得に向けて頑張っています。

 当院麻酔科は、女性医師が出産、子育てをしながら仕事のキャリア形成も出来るような環境づくりに取り組んでいます。

 

 服部 万紀子 先生(平成27年卒)

 私にはもうすぐ2歳になる娘がいます。3年目からの研修先を選ぶ際に私には2つの不安がありました。1つ目は後期研修という負担の大きい時期に子育ても両立できるのかという不安、2つ目は自分だけなかなか経験を積めず同期に対して大幅に遅れをとってしまうのではないかという不安です。けれど当院で働いてみた今、どちらも杞憂だったなと思います。

 1つ目の不安についてですが、当直の回数を減らしていただいたり、手術が予定より長引きそうな時には娘の迎えに間に合うように帰らせていただいたり、周りの先生がたのおかげで日々娘と向きあうことができ、子育ての喜びを実感しています。当院は病児保育や延長保育も実施しており、これらを利用することもあります。このような環境はとてもありがたいです。

 2つ目の不安についてですが、当直の回数が少ないとなかなか緊急をみる機会がないのではないかと心配していたのですが、3次救急病院である当院は昼間もたくさんの緊急手術をみることができます。また、症例の種類も数も豊富なので指導医の先生がその時の私に必要な症例を優先的にあててくださいます。硬麻が入らなかったときは入るようになるまでずっと硬麻のある症例をあてていただきました。細かく希望も聞いて対応していただけるので、限られた時間内で最大限の経験を積めると思います。

 以前の私が抱えていた不安は多くの女性が抱えている不安だと思います。そんな女性の後期研修先に当院の麻酔科はぴったりだと思います。綺麗な海があって、食べ物もお酒も美味しい高知県で一緒に働きませんか?