紹介

 高知医療センター麻酔科には、現在常勤15名・非常勤3名の麻酔科医が在籍し、手術室における麻酔管理・ICU管理に携わっています。

 

1. 手術室

 手術室は 11室(ハイブリット手術室1室を含む)で、年間5000症例以上の手術を行っており、そのうち麻酔科管理症例は、約4500症例を占めます。

 当院での手術は、消化器外科や整形外科はもちろん、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科、泌尿器科、産婦人科、耳鼻咽喉科、小児外科など多くの診療科にわたります。手術にかかる時間や手術が体に及ぼす侵襲も様々ですので、それぞれの手術ごとの内容を把握し、手術に応じた麻酔が提供できるよう心がけています。

 予定手術に加えて、緊急手術の麻酔も毎日のように行っています。当院は、3次救急病院に指定されており、高知県全域から365日昼夜を問わず、たくさんの救急患者様が搬送されてきます。直ちに手術を行わなければ救命できない患者様も中にはおられるので、私たち麻酔科医が24時間365日常駐して、数多くの緊急手術の麻酔に対応しています。

 

2. 集中治療室(Intensive Care Unit: ICU)

 手術室と同じ3階にあり、病床数は8床(4床のオープンスペース:4床、個室:4床)で、semi-closed typeのICUです。専従医1名と麻酔との兼任医5名が在籍しており、日本集中治療学会の認定研修施設にもなっています。

 2016年の入室患者数は801名(術後患者:約70%、80歳以上:約27%)で、平均在室日数は2.9日です。

 主な診療内容は、術後患者管理(心臓手術、食道・肝臓・膵臓の悪性腫瘍、肺癌、脳神経外科など)、院内急変患者(重症感染症・敗血症・多臓器不全・DIC・ARDS・重症急性膵炎など)の対応・管理で、ICU専任の医師が24時間365日常駐して、24時間モニタリングをしながら、輸液管理・栄養管理・感染コントロール・人工呼吸・血液浄化・補助的体外循環を行っております。

 ”一日でも早く” 患者様の状態が回復できるように、医師・看護師・臨床工学士・理学療法士・栄養士・歯科衛生士が一丸となって、チーム医療による高いレベルでの医療の質の均一化に取り組んでおります。